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レザークラフト ヤットコもどきをつくっとこ

必須だと思うヤットコ

とにかくあると便利、もちろん革同士を圧着するのがメインだが

革に折り目を付けたり

また、ヘリ返しをしたとき圧着+慣らす効果(きれいな平面になる?)。

まあ、とにかく自分には必須の道具です。

2代目ヤットコもどきを作る

ヤットコ01
1代目ヤットコもどき

1代目ヤットコもどきも使えないこともなかったが

圧着する部分の金属板が薄かったため

左右どっちかに力がかかると金属板が曲がってしまい

修正するのが面倒くさかった。

この問題点を解決するため

2代目ヤットコもどきを制作することに。

材料&作成方法(失敗編)

ヤットコ02

まずは、材料

・ペンチ(ワッツ 110円) ※支点が変更できて挟める幅が変更できるペンチ

・ステンレス板(ダイソー 110円) サイズと厚さが合えばなんでも。穴が開いてても革を貼る前提なので大丈夫。

・強力接着剤(ダイソー 110円) とりあえず一番強力そうなものを選択

・革 ある程度硬さがあるものがいいと思う、今回は床革を使用

作成方法は簡単

ステンレス板にペンチと接着する部分にヤスリをかける

ヤスリをかけたら、ペンチとステンレス板の接着する面の汚れを落とす

強力接着剤を使用方法に従い、ペンチとステンレス板を接着

革をステンレス板に張り付ける

強力接着剤の完全硬化待つ(1日くらい一様待ちました)

※革を貼り付けたときに圧着面ができるだけ隙間なくなるようにする。調整は、革の厚みでするとやり易い(ペンチの支点はワイド支点)

最後に思いっきり力を入れて圧着する

すると

ペキッ

と音がしてステンレス板が外れます。

はい、失敗

完全に強度不足、残念。

材料&作成方法(成功編)

ヤットコ03
これが無いとまず付かないフラックス(正直他に使用しないのであれば10ml、15mlでも十分)
ヤットコ04
半田(ヤニ有無はよくわかりません、今回のはヤニ入り)

材料

・ペンチ(失敗編のもの)

・ステンレス板(失敗編のもの)

・ステンレス用フラックス(多分500円くらい、使用する量はごく少量なのでこんなに入らないし、少量のほうが安い)

・半田(できればヤニ入ってないものがいいらしい)

・バーナー(接着部分全体を温めたいので半田こてでは無理だと思う。自分はダーボライターを使用。あと数十秒くらい連続使用するので普通のライターでは厳しいと思う)

作成方法

作成方法は、1代目ヤットコもどきと同様。

接着部分(半田がのる部分)にヤスリをかける

接着部分(ペンチ&ステンレス板)を汚れをとり、フラックスを綿棒などで塗る

※フラックスの使用方法は、独自方法なので誤りがあると思うのでもしやるときは、検索検索

ペンチとステンレス板を固定。

ペンチとステンレス板の接合部(L字部分)にフラックスを綿棒などで塗る

ペンチとステンレス板の接合部を全方位、バーナーであたためる(火傷などしないように注意)

温める温度は、色々方法があると思うが半田のみを接合部にあてると

自然に溶けるのでそれを目安にするとよいと思う

※重要なのは、見えていない接合部分全体を温めて半田が接合部分全体に染み渡るようにしたいこと。うまくいってると半田が溶けて吸い込まれるような感じになるのでわかると思います。

ペンチを冷ましたあと、ペンチの汚れを水&洗剤で落とす。それでも落ちない場合は、ヤスリをかけて磨く。

革をステンレス板に張り付ける(接着剤などで)

完成

ヤットコ05
比較的うまく半田を置くことができた部分
ヤットコ06
支点が狭い時の挟み具合
ヤットコ07
支点が広い時の挟み具合
ヤットコ08
支点が広い時の挟み具合(革を貼った後ほぼ隙間がなくなればOK。隙間の調整は革の厚さで)
ヤットコ09
強度も万全、ヤットコもどき2代目完成(ちゃんと付いてるとおもくそ力をいれても大丈夫)