スポンサーリンク

Suno AI メタタグ・クイックリファレンス:楽曲制御の極意(2026年最新版)

Suno AIでプロ級の楽曲を生成するための鍵となるのが、歌詞入力欄(Lyrics)に記述する**メタタグ([]記法)**です。タグは単なる命令ではなく、AIに対して楽曲の展開や楽器の構成、歌唱スタイルを示唆する「ガイド」として機能します。

以下、ソースで確認されているすべてのメタタグをカテゴリー別に網羅したリファレンスです。

1. 楽曲構造を司る「セクション系タグ」

楽曲のストーリー展開を作るための骨組みです。各歌詞ブロックの前に改行して挿入するのが基本です。

  • [Intro] / [Introduction]:曲の冒頭、前奏部分。
  • [Verse]:通常のAメロ・Bメロ部分。
  • [Verse 1], [Verse 2], …:番号を振ることで、繰り返し時にAIが別のメロディを生成しやすくなります。
  • [Pre-Chorus] / [Build] / [Climb]:サビ前の盛り上がりセクション。
  • [Chorus] / [Refrain] / [Hook]:サビ。最も盛り上がるハイライトや印象的なリフレイン。
  • [Post-Chorus]:サビ後の余韻セクション。
  • [Bridge]:曲の中盤でリズムや雰囲気を変えるCメロ的なセクション。
  • [Interlude]:歌のない間奏部分。
  • [Outro] / [Ending] / [Finale]:曲のエンディング、後奏。
  • [Fade out]:徐々に音を小さくして終わらせる指示。
  • [End]:明示的な終了指示。
  • [Break] / [Stop]:急に音が止まる、またはリズムのみになる短い区切り。

2. 楽器の主役を指名する「楽器・サウンド演出系タグ」

特定のセクションで楽器を際立たせたり、ソロパートを作ったりします。楽器名を明示することで、余計なスキャット(「あー」「うー」)を防ぐ効果もあります。

  • [Instrumental]:歌なしセクションの明示。
  • [Instrumental Solo]:楽器のみのソロ。余計な声を抑制するのに有効です。
  • [Instrumental Break]:歌詞のない間奏を意図的に作ります。
  • [Instrumental Drop]:歌が消え、トラック(楽器)だけが強調される展開。
  • [Solo]:楽器名とセットで使用します(例:[Solo: Guitar])。
  • [Solo: Guitar] / [Guitar solo]:ギターソロ区間。
  • [Solo: Piano] / [Piano solo]:ピアノソロ区間。
  • [Solo: Saxophone] / [Soprano Sax Solo]:サックスソロの指定。
  • [Solo: Bass] / [Bass Solo]:ベースソロ、ベースラインの強調。
  • [Drum Roll]:ドラムの連打。
  • [Drum break]:リズムのみの区間。
  • [Bass Drop]:EDM的なベース落下効果。
  • [Drop]:重低音と共に一気に盛り上げる演出。
  • [Beat Drop]:一瞬音が止まり、直後に激しく音が鳴り響く演出。
  • [Riff]:印象的なフレーズ(リフ)の繰り返し(ギターなど)。
  • [Scratch]:DJのスクラッチ音効果。
  • [Strings]:弦楽器の強調。
  • [Brass]:金管楽器の強調。
  • [Synth]:シンセサイザーを強調。
  • [Percussion Break]:打楽器のみのセクション。

3. 歌声に表情を与える「ボーカル・歌唱スタイル系タグ」

声の質感、性別、役割、感情の乗り方を精密にコントロールします。

  • [Male voice] / [Female voice]:性別の指定。
  • [Male lead] / [Female lead]:主旋律を担当する歌手の固定。
  • [Male singer] / [Female singer]:より明示的な歌手の指定。
  • [John: male] / [Emily: female]:架空の名前を添えることで、デュエット時に声の個性が安定しやすくなります。
  • [Whisper]:囁き声で歌う。
  • [Shout] / [Scream]:叫び・シャウト。
  • [Spoken Word] / [Narration]:メロディを歌わずに語りかける、セリフ。
  • [Rap]:ラップ調での歌唱。
  • [Falsetto]:裏声(ファルセット)。
  • [Vocal Fry]:エッジボイス(ガラガラした質感)。
  • [Emotional]:感情的に歌う指示。
  • [Melismatic]:音を伸ばして装飾的に歌う技法。
  • [Choir]:合唱、コーラス隊。
  • [Harmonization] / [Harmonies]:ハモリを加える。
  • [Backing Vocals] / [Background Vocals] / [Chorus: Backing]:コーラス、背景の声。
  • [Ad-lib]:アドリブ的な即興フレーズ。歌詞の合間に挿入されます。
  • [Call and Response]:一方が呼びかけ、もう一方が応答する掛け合い形式。
  • [Acapella]:伴奏なしの歌唱。
  • [Humming]:鼻歌。
  • [Vocal] / [No Vocals]:歌の有無の切り替え。

4. 2026年版:エネルギー・ダイナミクス・ムード系タグ

近年のモデルでは、曲の「熱量」や「強弱」に関する抽象的な指示も高い精度で認識されます。

  • [Energy: Low] / [Energy: Medium] / [Energy: High]:曲の熱量を段階的に指定。
  • [Energy: Explosive]:爆発的な盛り上がり。
  • [Add Tension]:緊張感を追加(プレコーラス等で有効)。
  • [Crescendo]:徐々に音を大きく、盛り上げる。
  • [Decrescendo]:徐々に音を小さくする。
  • [Build up]:最高潮への盛り上げを促す。
  • [Climax]:楽曲のクライマックスを演出。
  • [Atmospheric]:空間的な広がりを持たせる。
  • [Quiet]:静かに、音量を下げる指示。
  • [Intense]:激しく、強烈な演奏。
  • [Soft]:柔らかく、穏やかな雰囲気。
  • [Energetic]:エネルギッシュな演奏。
  • [Slow down]:テンポを落とす。
  • [High Quality] / [High Quality Audio]:高音質を優先する指示。
  • [Clean Production] / [Remastered]:クリーンなミックスを促す(音質ガード)。
  • [Crystal Clear Vocals]:鮮明なボーカルを促す。

5. 効果音・サウンドエフェクト(SFX)系タグ

環境音や特殊な効果音を演出として楽曲に織り込みます。

  • [Applause]:拍手・歓声。
  • [Silence]:完全な無音区間。
  • [Rain sounds]:雨音などのアンビエント。
  • [Record scratch]:レコードのスクラッチ音。
  • [Phone ringing]:電話の着信音演出。

6. プロ級の制御を可能にする「高度な組み合わせ技」

タグは単体よりも、複数の修飾語を組み合わせる(モジュール化)ことで精度が劇的に向上します。

  • [Slow, emotional chorus]:カンマで区切って複数のムードを指定。
  • [Whispered verse]:ボーカル指示とセクション名を合体させる。
  • [Instrumental break] [Focus on Guitar]:インストと特定の楽器への注力を重ねる。
  • [Big chorus with choir]:自然な英語フレーズもそのまま認識されます。
  • [Outro – fade out]:ハイフンで区切って複合的な終了指示を行う。
  • [Verse: Fast and Choppy]:コロンの後にスタイルを書き加え、そのセクション限定のニュアンスを伝える。
  • [Chorus: Melodic rap, catchy hook]:役割と具体的な歌唱スタイルを合体させ、AIの理解を深める。

💡 認識率を最大化するための鉄則

  1. 英語推奨の原則:Sunoは英語の音楽構造をベースに学習しているため、[サビ] よりも [Chorus] の方が圧倒的に安定します。
  2. 記号の使い分け角括弧 [ ] は楽曲構造や役割の指示、丸括弧 ( ) はアドリブやハモリ、演技指導(Whispered等)、または「これはメインのメロディラインではない」という合図として使い分けるのが鉄則です。
  3. 簡潔に記述する:指示が長すぎると無視される原因になります。1〜3語程度の英語に抑えるのがベストです。
  4. スタイル欄(Style of Music)との連携:AIはスタイル欄の内容を最優先します。歌詞欄に置いたタグの指示を確実に通したい場合は、スタイル欄にも同じキーワード(例:Melodic Rap)を混ぜておく「最強コンボ」が有効です。
  5. 空行での境界明示:各セクションタグの前に空行を入れることで、AIが構成の変化をきれいに認識しやすくなります。
  6. 繰り返し指示:[x2] や (×2) といった繰り返し指示も、一部のモデルで機能するという報告があります。

メタタグは、あなたがSuno AIという「オーケストラ」に対して振る指揮棒です。決まった正解はありません。自由な言葉を [ ] で囲んで試すことで、AIが独自の解釈で応えてくれる楽しさもSunoの醍醐味です。このリファレンスを手に、世界に一つだけの名曲を完成させてください。

SUNO音楽AI,AI音楽

Posted by シバラク